やんばるにオスプレイ

騒音を撒き散らし伊部岳の上空を飛ぶオスプレイ

国頭村の伊部岳で自然観察をしていたのですが、しょっちゅう頭の上を海兵隊のオスプレイが行ったり来たりしていました。

この周辺は一昨年米軍から沖縄に返還されたばかりの土地ではないのか、と思ったりしましたが、それよりも「やっぱりね」という思いのほうが強いです。

米軍は返還したからといって、訓練まで止めることはないと確信していたからです。むかしからずーっとそうでした。

日本政府が「ほら、沖縄に寄り添っているぜ!」って、誇らしげに大々的に返還式典をやっていたのを冷めた目で見ていたことを思い出しました。

あの騒音はやんばるの野生生物に計り知れない影響を与えてしまうでしょう。特に繁殖期に入る生き物たちには天敵よりも恐ろしいものです。

また、このやんばるは2年後に世界自然遺産登録を目指している地域です。これのせいで再び落選しないとも限りません。