信じられないアート!
国頭村で灯火採集をしていたとき、見慣れないガが白布に飛んできました。
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それはキマエコノハでした。
翅がクルクルっと巻いている葉っぱのように見えるガです。
この翅の3D的に見える構造は、実は、2Dの模様なのです。翅を水平にして見るとその模様は平面のカンバスに描かれた絵画なのに、それを角度を変えて真横から見ると、くるりんと翅が巻いているのです。近づいて、よーく目を凝らしても、どうしても立体的に見えます。どうしても、どうしてもです。
この繊細な濃淡はどうやって生まれたのでしょうか。いくら擬態と言ってもここまで見事なアートは見たことがありません。