ツーショット

フタオチョウとコノハチョウ、天然記念物どうしが仲良く食事

フタオチョウとコノハチョウ、天然記念物どうしが仲良く食事

大宜味村の山の中で珍しい光景に出くわしました。


シークワサーの幹で仲良く樹液を吸っているフタオチョウとコノハチョウのツーショットです。

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両者とも、沖縄県が指定する天然記念物です。


普段はそれぞれ単独で見かけるものですが、2種同時に同じところにとまっているのは初めて見ました。


フタオチョウは、ヤエヤマネコノチチ等の食樹を含む植生が回復傾向にあるのか、数年前までほとんど見ることのなかった那覇市近郊でも最近はよく姿を現すようになりました。浦添市の浦添大公園ではタブノキの樹液に群れている状態で見られることがよくあります。


一方、コノハチョウは、やんばるの山中でごく稀に見かける程度です。この見かける頻度の低さは、やはり、巧妙な枯れ葉模様にごまかされて見えていないからなのでしょうか?