ベッコウマイマイはおもしろいカタツムリ

殻がべっ甲の様。腹部から先っぽにかけて長いです。

殻がべっ甲の様。腹部から先っぽにかけて長いです。

国頭村照首山の古い林道を歩いているとき、ベッコウマイマイを見つけた。


沖縄本島と久米島のイタジイ林内に生息するヤツだから、本島の中南部では見かけない珍しいカタツムリだ。


殻径15mm程度で、光沢があって、べっ甲色でキレイ!!


コイツ、他のカタツムリと比べると(腹というのか、尻尾というのか、よう分らんが)お尻の先がやたらと長~い。外敵に襲われるとこれを使ってピョンと飛び跳ねて逃げるそうだ。まだそういうものに遭遇したことはないのだが…。


ちょっかいを出すと、尻尾を持ち上げて威嚇のポーズ。ウロコ模様とパックリと口を開けているような感じがまるでヘビのようだ。

ちょっかいを出すと、尻尾を持ち上げて威嚇のポーズ。ウロコ模様とパックリと口を開けているような感じが、まるでヘビのようだ。

でも、この尻尾、おもしろい動きをした。殻を指先でチョイチョイとつつくと尻尾を持ち上げてブンブン振り回したのだ。まるでヘビのように。先っぽが割れていて、それは口のようだし、表面の模様だってウロコのようにも見える。小さいから迫力に欠けているが、これが30cmくらいの大きさだったら、本物のヘビそっくりだろうね。


とにかく、一生懸命になって私の指を追い払おうとしているのは間違いない。本当に脅し戦略なのかも!!