浦添市西海岸について
浦添市には海があることをご存じだろうか? それは海岸線が米軍基地キャンプキンザーにより覆われているため国道58号線側から全く見えないので、県内外のほとんどの人にとって認識外になっているようだ。
この海は沖縄県内で1,2位を競うほどの広大な礁池干潟であり、多様な海洋生物の宝庫でもある。陸海ともに自然が壊滅状態の都市・那覇市に隣接して残る最後の自然海岸と言えることが特筆される。
さて、この海も例外になることなく産業振興の名の下に埋め立てられ、道路や商業施設誘致用土地が建設される予定になっている。
まず、道路の建設が差し迫っていて、それでいま、自然の保全が大切なのか、それとも開発が優先されるのか、とその間でこの建設事業が揺れている。でも、この問題自体が世間に大きく取り上げられることがないため、やはり多くの人々にとっていまだに認識外だ。
沖縄の自然に関心がある人はココをクリックしてみてほしい→浦添の西海岸開発で思うこと。僕が「ビジネスモールうらそえ」に投降した記事なのだが、この問題を知るにあたっては、コレを読んでみるほうが手っ取り早いと思う。
最近、この問題をめぐって、里浜ネットワークという市民団体と国・市側とで意見交換会が持たれた。ありがたいことに行政側がやっと市民との対話のために同じテーブルに着いてくれた。
この模様は後々報告したい。
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