沖縄も夏が終わり秋へと向います。
8月前半にあれだけわんさか鳴いていたクマゼミもとうとう死に絶え、夏が終わったことを実感している今日この頃。そういえば、昼間の日差しは相も変わらず殺人光線だけど、この1週間の朝晩の空気が生ぬるい感じから透明感のある乾いたものへとめっきり変わってきましたよ。
昆虫相も夏から秋の虫へとシフトしていくのだ。オオシマゼミがやんばるの山中でケーンケーンと圧倒的な数で鳴き叫び、草の中ではリュウキュウマツムシがピッピッピリリンと始まった。こいつももうしばらくすると林道に沿って圧倒する。
そして10月に入るといよいよオキナワマルバネクワガタの登場である。今年は姿を見ることができるだろうか? 年々減っているから難しいだろうね。それでも、このクワガタを求めて行くやんばる通いはちょっとした禁断症状に陥る感がある。きっと特別に脳が気持ちいい~物質で満たされるのだろうね。