アオミオカタニシ
緑色をしたカタツムリは、実は陸生化したタニシの仲間です。カタツムリではないのです。その証拠に貝殻の中に身を収めるときは蓋を閉じます。
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緑色なのに「アオミオカタニシ」という名が付いているのはどうも解せません。「ミドリオカタニシ」で良かったのにと思ってしまいます。
この貝は沖縄本島中南部の石灰岩地帯に生息していて北部のやんばるではほとんど見ることはありません。
しかし、大宜味村の古生代の石灰岩が分布しているところではけっこうの数が見られます。石灰岩地帯はアルカリ性の土壌なので、そのことが影響していると思われますが、どうしてなのか分かりません。
ちなみに、貝殻は無色透明で緑色をした身が透けて見えているのです。